カナダで人気を集めるクラフト・ビール。その波は世界中へ波及し始めています。オンタリオ州ハミルトンにあるのが、コレクティブ・アーツ・ブルーイング。職人の高い技術で醸造されたビールに、アートや音楽を組み合わせた雰囲気が人気です。ブリティッシュ・コロンビア州のオカナガン・バレーはワインで有名な地区ですが、ここに2つのクラフト・ビールの醸造所が誕生しました。ニュー・ブランズウィック州のセントジョンでは大手のムースヘッドが新たにスモール・バッチという部門を立ち上げ、一躍注目の的に。どの地ビール工房も、地元産の珍しい素材を加えて、爽やかな味を作り出しているのが特徴です。
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10年の開発期間を経て高品質なマイクロブルワリーのビールが誕生。今や、食通の街、ケベックの至るところで味わえるようになりました。現在120軒のビール醸造所(ケベック・シティだけで20軒)が約3000種類のビールを作っているので、よりどりみどり。ビールのフェスティバル「フェスティビエール」やガイド付きウォーキングツアーの「ブルーツアーズ」に参加しても楽しいものです。また、ケベック州をほろ酔い気分で訪ね歩く「アイ・ドリンク・ローカル・パスポート」を入手して思う存分ビールを堪能してみては。
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カナディアン・ロッキーの湧き水と「世界最高峰の大麦」に恵まれたカルガリーは、小規模ビール醸造所が集まる拠点として注目を集めています。シチズン・ブルーイング・カンパニー(ハンバーガーや音楽ライブと一緒に楽しむIPA)、コモン・クラウン・ブルーイング(おいしいブラウンエールが有名)などが人気があります。
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お店同士が互いにアイデアを上手に共有しながら、みんなで地元中心にビール文化を盛り上げているのがバンクーバーらしさ。その象徴とも言えるのがイーストバンです。サイクリングルートに沿って簡素な酒場がいくつも並び、多くの有力醸造所が一堂に会します。カフェスタイルでビールやコーヒーを提供する「33エーカー・ブルーイング・カンパニー」、地下の安宿をイメージした「ボマー・ブルーイング」、明るい雰囲気の「オフ・ザ・レール・ブルーイング」などがあります。また、バンクーバー市外も含めた醸造所めぐりには、BCエール・トレイルというBC州のクラフト・ビール醸造所ガイド決定版があれば完璧です。
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今やカナダの首都にはたくさんのマイクロブルワリーがあります。そこでおすすめしたいのが「ブルー・ドンキー」ツアー。コラボレーションの進むマイクロブルワリーの世界を詳しく知ることができます。「フローラ・ホール・ブルーイング」(復元された由緒ある建物で季節の味覚とともに味わうビール)、「バイミー・ブルーイング・カンパニー」、「ビヨンド・ザ・ペール」、さらには賑やかなウェリントン・ウエスト地区もお忘れなく。
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2万5000年前の氷山をとかした水で作ったビールが売りの海辺のマイクロブルーワリーはとてもユニーク。ノバ・スコシア州では、グッド・チア・トレイルをたどってみましょう。最近成長著しいプリンス・エドワード島では、ビールと音楽をテーマに夫婦で経営するコパー・ボトム・ブルーイング・カンパニーがおすすめ。モンタギューの旧町役場の建物を再利用しています。また、最近力をつけているニューファンドランドではミスター・ウィーティー・パンツやスイーター・ウェザーなどの新しい味も試してみる価値ありです。
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芸術の風薫るウィニペグで始まったプレーリーのマイクロブルワリーのブームが広がりを見せています。何度も訪れたいのが、先駆的な役割を果たしているハーフ・パインツ・ブルーイング、シャンパン風ボトルが特徴のノンサッチ・ブルーイング、ニーパワの農場で収穫された自家栽培の原料を生かしているファーマリーなどがあります。味比べには、ウィニペグ・トロリー・エール・トレイルが便利です。
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